社員に対する最高の福利厚生は、仮にわが社をやめても、どこでも通用する能力開発を最優先するという方針を貫いてきました。」

「創業期の採用試験のうち、「早飯試験」、「試験場に先着順」、「留年経験者に限る」、「大声試験」など、学校の成績を度外視してきましたが、心に種火をもっていて、自分で自分のやる気に火をつけられる人が、いい人材だと考えてきたからです。」

「人間の能力の差は、秀才もふくめて、せいぜい5倍ほど、しかし、やる気や意欲の差は、100倍の開きがあると感じているからです。」

経営は半分近くが失敗ですわな。8勝7敗、9勝6敗で勝ち越した会社が生き残っているだけです。だから減点主義で人を見れば、ほとんど失格になる。

1人の天才より100人の凡才。当社にとって何より重要な柱は、社員が高い士気をもって仕事に取り組むこと。

会社の要諦はどこにあるのかといえば、一人の社員の百歩に頼るのではなく、百人の社員に一歩ずつ歩んでもらうという地道な前進をいかに継続させていくかにあると持っています。

人の能力差は、あると言ってもせいぜい5倍。しかし意識の差は100倍もある。能力は磨いて上げるのは難しいが、意識は磨けば磨くほど上げられる。だから、企業を強くしたかったら、社員の意識を磨け

世の中、何故ラッシュアワーが起こるかというと、
九割の人が普通のことをしているからです。

わずか十分か十五分普通より早く行動することで、
全然違う世界があるんです。

だからうちの社員にはよそよりも
十分早く来いと言います。
その十分を早く来られる人間は
世の中の十パーセントなんですね。

それが意識の差なんです。

 

人間の能力の差なんていうのは、
最大五倍くらいしかないですよ。
知能とか知識とか経験とかはね。

しかし意識の差は百倍あると私は(社員たちに)言うんです。

それさえ頭に入れておけば、どんな人間でも成功できる。