youtube が存在するようになって本当にありがたいと思うのは、メディア報道でしか知り得なかった国際情勢を、様々なソースから手に入れることができることだ。現地の報道もそうだが、個人の youtuber が発信する現地の生の情報を分析対象にできることは本当にありがたい。無論、youtube には検閲もあるし、キャンセルされたり、バンされたりする動画も多数ある。youtuber もカネで雇われている輩が少なくない。それでも、現地情報がまったくなく、メディア報道を信じるしかなかった過去と比べれば、天と地ほどの違いがある。
個々の youtuber が発信する動画を分析することができる時代に生きているおかげで、注意深く丁寧に分析することにより、「経済制裁すれば、ロシア経済はあっという間に崩壊する」というデマや、「ウクライナは勝っている。ロシアはすでに負けている」という誤報や、「mRNAワクチンは集団免疫の獲得に有効である」という嘘に騙されずに済んだ。そして、ウイグル問題についても、メディア報道が発信する「偏向したニュース」に気が付くことができた。
無論、youtube における分析においては、類似の動画を次々と推薦されることによって「エコーチェンバー」がかかりやすいという点に留意する必要がある。もっとも、多くの場合、「エコーチェンバー」を有効に使っているのは、情報を操作している大本営発表側であり、それを盲目的に信じている人たちが呆れるほどに多い。そして、そのストーリーと違う主張に出遭うと、脊髄反射的に「陰謀論だ」と一蹴して、情報の真偽を確認するために裏をとるという作業をしない。折角 youtube という文明の利器があるのに。
未だに「中国政府によるウイグル人虐殺説」を信じている人たちは、取り敢えず、添付した動画を観てみて下さい。もっとも、その動画の真偽のほどは、観た上でご自身でご判断下さい。
【読む・観る・理解を深める】
➡【ウイグル問題に関する基礎知識①】ウイグル問題に関する聴聞会がコメディみたい。
➡【ウイグル問題に関する基礎知識②】ウイグル問題には、CIA が深く関与していた。
➡【ウイグル問題に関する基礎知識③】ウイグル人問題は「ナイラ証言」と同じだ。
➡【ウイグル問題に関する基礎知識④】独立した第三者の立場からウイグル虐殺説を検証する。
➡【ウイグル問題に関する基礎知識⑤】西側22ヶ国は批判し、ムスリム諸国ら54ヶ国は中国を支持。
➡【メディアに騙されないための基礎知識①】戦争を起こすのはいつもメディである
➡【メディアに騙されないための基礎知識②】嘘の「ナイラ証言」は戦争を正当化した
➡【メディアに騙されないための基礎知識③】戦争プロパガンダには10の法則がある
➡【メディアに騙されないための基礎知識④】ウクライナ戦争に関するプロパガンダ
➡【メディアに騙されないための基礎知識⑤】ロシアも中国も米国も欧州も嘘だらけ
➡ テレビ朝日は恥ずかしい報道機関です。一般視聴者に見破られています!
➡ これ、すごい笑える! 英国 sky news です。00:25:50 からご覧ください。
➡ ドイツの有力メディア が、1年半に亙るコロナ報道について謝罪しました!
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