真実とはまったく異なる報道を繰り返し、取り返しが付かないくらいの乖離を生じさせてしまった西側メディアは、真実と報道の乖離を少しずつ縮めていくために、1年前に判明していた「ウクライナの敗勢を示す事実」を記事に紛れ込ませ始めた。こんな粗雑な情報の劣化コピーを垂れ流している日本メディアの報道を信じている人たちが日本に多いとすれば、日本は「国防」を論じるためのスタートラインにも到達していないことになる。そんな人たち(国会議員を含む)が「情報戦」を論じていることの滑稽さを心底感じる。





読む・観る・理解を深める】
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点①】プーチンはなぜ侵攻に踏み切ったのか?
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点②】米国の思惑とウクライナの実情を知る
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点③】ウクライナに駐在した元NATO将校の証言
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点④】軍事専門家の分析と偏向報道を比べる
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点⑤】戦争は2014年からずっと続いている
【恥ずかしい専門家たち:ウクライナ編①】渡部悦和元陸自東部方面総監 ・小泉悠東大専任講師
【恥ずかしい専門家たち:ウクライナ編②】伊藤俊幸元海自呉地方総監・川添博史防衛研主任研究員
【恥ずかしい専門家たち:ウクライナ編③】佐藤正久自民党外交部会長・青山繁晴参議院議員
【恥ずかしい専門家たち:ウクライナ編④】東郷和彦元欧州局長・三浦瑠璃国際政治学者
【恥ずかしい専門家たち:ウクライナ編⑤】廣瀬陽子慶応大教授・中村逸郎筑波大教授
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