入管は、在留外国人に対し甘い対応を続けているほか、オーバースティの場合でも収容に消極的。このため、在留外国人における遵法意識は、以前の状態に戻っていない。「帰国困難ビザ」で在留していた外国人の多くが不法残留者として顕現化していく中、「在留資格変更不可」という「短期滞在ビザ」の原則(入管法20条3項)が崩壊。足元の人手不足はバブル期並みだが、入国外国人の規模はバブル期の10倍もある。今年末に10万人に達する不法残留者は、入管が甘いままなら、既往ピーク(1993年30万人)を窺う可能性すらある。



【読む・観る・理解を深める】
【不法残留問題①】不法残留する外国人は、年末に10万人を超え、30万人を目指す!
【不法残留問題②】2023年末に不法残留する外国人が10万人に達するのは防げない!
【不法残留問題③】不法残留する外国人は一度増えてしまうとなかなか元に戻らない!
【不法残留問題④】NHKの「やさしい猫」は在留資格制度の枠組を完全に無視している!
【不法残留問題⑤】オーバースティの外国人を収容しようとしない入管に存在意義はない!
【不法残留問題⑥】「やさしい猫軍団」は「オーバースティで収容するな」と騒ぎ立てる!
【不法残留問題⑦】入管は「口うるさい警察官」ではなく「合法的なビザ屋」になってしまった!
【不法残留問題⑧】難民申請を活用すれば「短期滞在ビザ」から「就労ビザ」に変更できる?
【不法残留問題⑨】外国人派遣会社が摘発されないから「短期滞在ビザ」の外国人が増え続ける!
【不法残留問題⑩】不法滞在した親まで在留特別許可を与えるのなら不法残留者は必ず収容せよ!