【バイデン政権を理解するためのポイント⑤】
*バイデン政権は日本を「東のウクライナ」に仕立てる
バイデン政権は、マスコミと組んで「戦争」を起こす。今回のウクライナ戦争が好例だ。その先兵となっているMSNBCが、独占取材としてペンタゴン内部に招き入れられ、台湾戦争のシミュレーションに参加した番組を報道している。単なるお遊びでこんなことをするわけはないし、できるわけもない。視聴者である米国民に対して、「台湾で戦争があるかもしれない」という心の準備をさせ、この報道に対して反戦的な反応があるかないかを確認するためのアドバルーンなのだろう。
ジョー・バイデンも来日して、「中国が攻めてきたら、米国は台湾を護るために戦う」とわざわざ言っておきながら、中国が反発したら、失言だった振りをして、「ひとつの中国政策(台湾は中国の一部である。だから内政問題であり、米国は関与しない)」に変化はないなどととぼけて見せる。ただ、その直前に、国務省がホームページの表記から「ひとつの中国政策」を削除するなど火種をわざわざ作っているのだから、示し合わせた上での「失言」に決まっている。
しかし、ジョー・バイデン自身は、個人的に、中国から巨額のカネをもらっているし、「中国とは共存共栄だ」と言っているから、米軍を出してまで戦うつもりはない。戦うのは、あくまでも、台湾と日本という代理戦争にとどまるだろう。これもウクライナと同じだ。バイデンのパトロンである軍産複合体にとって、たんまりと儲ける良い機会になるのだろう。
バイデン政権は、NATOのウイングを太平洋にまで延ばして、オーストラリアや韓国や日本をNATOに組み入れたいと思っている。だから、わざわざNATOの基本戦略に「中国は敵だ」というニュアンスの文章まで書き加えた。日本にとって、ロシアと中国を敵視して、両国に強力な軍事同盟を結ばせることは国益に反する。しかし、バイデン政権にとっては、日本の意向など関係ない。
どうせ、米軍は参戦しないのだ。危なくなったら、グアムまで引けばいい。元々、沖縄の米軍基地の戦力は、2024年までに大半をグアムに集結させる予定である。遅かれ早かれ、日本は「東のウクライナ」に仕立てあげられるだろう。
【読む・観る・理解を深める】
➡【バイデン政権を理解するためのポイント①】バイデンは長期に亘りウクライナ戦争を準備してきた
➡【バイデン政権を理解するためのポイント②】私的な目的を達成するためには汚い手段も平気で使う
➡【バイデン政権を理解するためのポイント③】バイデン政権は大手メディアと組んでやりたい放題だ
➡【バイデン政権を理解するためのポイント④】平気で嘘がつけるジョー・バイデンは本当は怖い男だ
➡【バイデン政権を理解するためのポイント⑤】バイデン政権は日本を「東のウクライナ」に仕立てる
➡【ウクライナ情勢を分析する際の留意点①】プーチンはなぜ侵攻に踏み切ったのか?
➡【ウクライナ情勢を分析する際の留意点②】米国の思惑とウクライナの実情を知る
➡【ウクライナ情勢を分析する際の留意点③】ウクライナに駐在した元NATO将校の証言
➡【ウクライナ情勢を分析する際の留意点④】軍事専門家の分析と偏向報道を比べる
➡【ウクライナ情勢を分析する際の留意点⑤】戦争は2014年からずっと続いている
➡ 軍事専門家を探す旅路:ウクライナ情勢を正しく知るために
*バイデン政権は日本を「東のウクライナ」に仕立てる
バイデン政権は、マスコミと組んで「戦争」を起こす。今回のウクライナ戦争が好例だ。その先兵となっているMSNBCが、独占取材としてペンタゴン内部に招き入れられ、台湾戦争のシミュレーションに参加した番組を報道している。単なるお遊びでこんなことをするわけはないし、できるわけもない。視聴者である米国民に対して、「台湾で戦争があるかもしれない」という心の準備をさせ、この報道に対して反戦的な反応があるかないかを確認するためのアドバルーンなのだろう。
ジョー・バイデンも来日して、「中国が攻めてきたら、米国は台湾を護るために戦う」とわざわざ言っておきながら、中国が反発したら、失言だった振りをして、「ひとつの中国政策(台湾は中国の一部である。だから内政問題であり、米国は関与しない)」に変化はないなどととぼけて見せる。ただ、その直前に、国務省がホームページの表記から「ひとつの中国政策」を削除するなど火種をわざわざ作っているのだから、示し合わせた上での「失言」に決まっている。
しかし、ジョー・バイデン自身は、個人的に、中国から巨額のカネをもらっているし、「中国とは共存共栄だ」と言っているから、米軍を出してまで戦うつもりはない。戦うのは、あくまでも、台湾と日本という代理戦争にとどまるだろう。これもウクライナと同じだ。バイデンのパトロンである軍産複合体にとって、たんまりと儲ける良い機会になるのだろう。
バイデン政権は、NATOのウイングを太平洋にまで延ばして、オーストラリアや韓国や日本をNATOに組み入れたいと思っている。だから、わざわざNATOの基本戦略に「中国は敵だ」というニュアンスの文章まで書き加えた。日本にとって、ロシアと中国を敵視して、両国に強力な軍事同盟を結ばせることは国益に反する。しかし、バイデン政権にとっては、日本の意向など関係ない。
どうせ、米軍は参戦しないのだ。危なくなったら、グアムまで引けばいい。元々、沖縄の米軍基地の戦力は、2024年までに大半をグアムに集結させる予定である。遅かれ早かれ、日本は「東のウクライナ」に仕立てあげられるだろう。
【読む・観る・理解を深める】
➡【バイデン政権を理解するためのポイント①】バイデンは長期に亘りウクライナ戦争を準備してきた
➡【バイデン政権を理解するためのポイント②】私的な目的を達成するためには汚い手段も平気で使う
➡【バイデン政権を理解するためのポイント③】バイデン政権は大手メディアと組んでやりたい放題だ
➡【バイデン政権を理解するためのポイント④】平気で嘘がつけるジョー・バイデンは本当は怖い男だ
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➡【ウクライナ情勢を分析する際の留意点②】米国の思惑とウクライナの実情を知る
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➡【ウクライナ情勢を分析する際の留意点④】軍事専門家の分析と偏向報道を比べる
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