【バイデン政権を理解するためのポイント③】
*バイデン政権は大手メディアと組んでやりたい放題だ

民主党は、大手メディアと組んで、やりたい放題やってきた。典型的なのは、ヒラリー・クリントンがトランプを陥れるために仕組んだ「ロシアゲート」だが、その汚いやり方は、バイデン政権になっても変わらない。もっとも、最近はバイデン下ろしを仕掛けるために、ハンター・バイデンのラップトップに係わる情報が正しいことを認めたりしたりもしているが、大手メディアは、完全に「民主党のためのプロパガンダ装置」に堕している。

ところが、日本のテレビは、その「民主党のためのプロパガンダ装置」である米国大手メディアの報道をありがたくいただいて、「劣化コピー」をしているだけで「真実」を伝える努力を何もしていない。ヒラリーが関与したロシアゲートなんて、調査報告書が出ていて、裁判にまでなっているのに、知らんぷりだ。それで「公正な報道」などと公言しているのだから、恥ずかしい限りである。

そんな中、米国内の分裂は、どんどん拡大する一方で、「崩壊する」と論じる識者も増えてきた。過激な人になると、「米国内で内戦が起こる」と予測している人までいる。ところが、バイデン政権は、内政にはまともな対策を打たず、外交政策でごまかせると思っているかのようだ。しかし、75%以上の米国人たちが「米国は正しい方向に進んでいない」と感じているようだから、大手メディアの力も堕ちているということなのだろう。実際、米国人でメディアを信じる人は20%に過ぎない。

その一方、日本人の80%近くはメディアを信じているという。嗚呼、南無阿弥陀仏。

 











【読む・観る・理解を深める】
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