日本のメディアの浅墓さと日本人の洗脳されやすさが本当にコワイ。新型コロナもワクチンもそうだったが、こんなに簡単に米国発の情報操作にやられるようだと将来がヤバい。米国に煽られて、勝算なくロシアに突っ掛け、修羅場の戦場を招き、軍需産業の喰い物になってしまったウクライナは、近未来の日本かも?

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202X年Y月、連携を緊密にしてきた中国とロシアが北朝鮮とデジタル元の経済圏を形成し、両国の後ろ盾を得た北朝鮮が、韓国に対して、核兵器の使用をちらつかせながら、韓国内における米軍の撤退を要求。その際、北朝鮮は、軍事演習と称しながら、日本の海域ギリギリに着弾するミサイル発射を繰り返す。その報を受けた岸田首相は「遺憾である」と遺憾砲を発射。

その直後、中国は尖閣近海に海軍を終結して、上陸の可能性が一気に高まっていく。岸田首相は、すばやく「誠に遺憾である」と遺憾砲を連続発射した。しかし、緊急事態の認定までには至らない。さらに中国軍と連動したロシア軍は、北海道近海に数多くの潜水艦を配置し、領海に侵攻する構えを見せる。岸田首相は、勇敢にも「このような示威行為は誠に遺憾である」と遺憾砲2.0を発射。

そういう状況下で、中国軍が尖閣諸島の上陸を始めたため、岸田首相は「遺憾砲2.0」を連続発射し、「尖閣に上陸することは侵略行為であり、誠に遺憾である」という「遺憾砲3.0」を発射したが、中国軍は完全に無視。慌てた岸田首相は、バイデン大統領に電話を掛ける。

岸田首相「バイデン大統領。中国が尖閣諸島に上陸しました!」
バイデン「そうか、ついに中国は尖閣に上陸したか・・・」
岸田首相「すぐに米軍を出して下さい!」
バイデン「そうだなあ、検討してみよう・・・」
岸田首相「もう上陸し始めているんです! すぐに沖縄の部隊に出動命令を下してください!」
バイデン「それで自衛隊はどうしているんだ?」
岸田首相「米軍の出動を待っています!」
バイデン「どうして、中国軍と戦っていないんだ?」
岸田首相「米軍が出動してくれませんと・・・」
バイデン「尖閣には日本人がいて、日本が占有しているんだろ?」
岸田首相「いえ、中国を刺激しないように占有はしておりません」
バイデン「どうして?」
岸田首相「中国を刺激したくなかったので・・・」
バイデン「だったら、尖閣くらい中国にあげちゃえば?」
岸田首相「あなたは、私に対して、尖閣は日米安保条約の対象だと言ってくれたじゃないですか!」
バイデン「言ったよ。それで?」
岸田首相「だから、米軍を出動させてください!」
バイデン「日米安保条約を良く読みなさい。『共通の敵に対処するように行動することを宣言する』と書いてあるだろう」
岸田首相「だから、すぐに出動させてください!」
バイデン「ちょっと待てよ、本当に共通の敵なのか、習近平とも話してみないとなぁ」
岸田首相「そんなご無体な・・・」
バイデン「ちょっと待ってろ。検討はしてやるから・・・」

バイデンは、習近平に電話する。
バイデン「ハロー、マイフレンド! 調子はどうだい?」
習近平「調子はいいね。これまでにないくらいにね」
バイデン「ほぉ、ご機嫌だね。それで、なんか日本にちょっかいだしているらしいね」
習近平「あの岩のことか、あそこは元々中国領だから、侵略にも侵攻にも当たらないんだが、何か問題か?」
バイデン「日本が米軍を出せ出せって、うるせぇんだよ」
習近平「あんな岩のために米軍がわざわざ出動する必要はないだろう。日本人も住んでないのに」
バイデン「まあ、そうだよなぁ。ただ政権内に日本の要請に応えろという奴もいるんだよ」
周近平「いつもの口座に振り込んどくから、うまくやってくれよ。それとも、核戦争覚悟でやるつもりか? あんな岩のために」
バイデン「まあ、そうだな。ただ、金額はいつもの2倍だぞ。俺の立場も立ててくれよ」
周近平「わかった、わかった。2倍振り込むし、『当分の間、台湾に侵攻することはない』という声明を出すよ。それでいいだろ」
バイデン「俺が釘を刺したことにしておいてくれよ。それなら、議会も抑えられるだろう。台湾のことは知っていても、尖閣の岩のことなんて知らない議員が多いからな」
周近平「わかっているとは思うが、『一つの中国』という大きな枠組については変更はないからな。それについては、明言してくれよ」
バイデン「わかってるって。ただし、尖閣に係る領海で、海洋資源が発掘できたら、俺にも少しは噛ませろよ」
周近平「了!」

バイデンから岸田首相に電話がきた。
バイデン「中国と話はついた」
岸田首相「中国は上陸を止めますか?」
バイデン「占有するみたいだな。しかし、日本国には危害を与えないと確約してくれたよ」
岸田首相「米軍は出動してくれないんですか?」
バイデン「なんで米軍が出動しなくちゃなんないの?」
岸田首相「尖閣は日本国の領土ですから」
バイデン「それで?」
岸田首相「日米安保条約の対象でもありますし・・・」
バイデン「それで?」
岸田首相「だから、尖閣が侵略されたら、米軍が出動するという約束じゃないですか!」
バイデン「よく読めよ。『各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する』と書いてある。俺は、周近平と話したが、中国は『武力攻撃じゃない』と言ってたし、米国には敵対しないと誓っていた。だから、中国は『共通の危険』じゃない。そうだろ?」
岸田首相「えっ、米軍は出動しないんですか?」
バイデン「俺は、日米安保条約どおりに、約束を履行しているだけさ。そもそも『行動する』じゃなくて、『行動することを宣言する』だけだしな」
岸田首相「それは殺生です。これまでいろいろと尽くしてきたじゃないですか」
バイデン「よく言うよ。お前なんて中国の機嫌ばかり取ってたじゃないか。直接、習近平と話してみたらどうだ」
岸田首相「それが電話を取り次いでもらえないんです」
バイデン「心配するな。武器ならいくらでも売ってやる。何が欲しい。すぐに準備するゾ。ちょっと高いけどな」
岸田首相「・・・」
バイデン「取られたって、竹島と同じになるだけだろ。竹島だって、韓国ごときに対して何もしなかったじゃないか。尖閣の岩のために、核兵器を持っている中国とケンカするのか? 韓国とも戦争できなかったのに?」
岸田首相「・・・」
バイデン「俺はアフガン撤退のときに言ってただろ、自国を守るために戦わない国のために、米兵の血は流せないってな。自衛隊が戦っていないのに、どうして」

結局、岸田首相は、自衛隊を尖閣諸島に向かわせることなく、国際司法裁判所に訴えることにした。中国は「元々中国の領土だ」という主張を繰り返し、裁判を引き延ばした。数年かかって、日本は、国際司法裁判所に「尖閣は日本の領土だ」という判決を勝ち取ったが、その間に中国は尖閣諸島を要塞化し、複数名の兵士を常駐させた。

国際司法裁判所の判決を勝ち取った岸田首相は意を決して、バイデンに電話を掛けた。
岸田首相「裁判に勝ちました。尖閣諸島は、日本の領土です!」
バイデン「それは良かったね。それで?」
岸田首相「尖閣奪還のために、米軍の助けが必要です。今回は米軍を発動させて下さい。正義は私たちにあります」
バイデン「正義っていうのは、どちらにもあって、勝ったほうの正義が歴史の記録として刻まれるだけなんだが、まあ、お前が正義だと思うのは勝手だよ。でも、米軍は出せないなぁ」
岸田首相「えっ、どうしてですか?」
バイデン「だって、米軍が中国と戦ったら、第三次世界大戦になっちゃうじゃないか。そんなことは、米国の国益に適わない」
岸田首相「でも、日米安保条約は?!」
バイデン「ああ、あれ? 一方的に米軍に不利な片肺条約だから、破棄することにしたよ」
岸田首相「ええーっ!」
バイデン「じつは、この間、中国とロシアと話がついて、韓国と日本から米軍を撤退する代わりに、ドル経済圏に戻って来てくれることになったんだよ。ロシアへの経済制裁が意外に効かなくてさ、インドやブラジルだけでなく、アフリカやラテンアメリカの諸国が、デジタル人民元を使い始めたんで、結構、焦ってるんだよ」
岸田首相「ええええーっ」
バイデン「韓国と日本については、緩衝地帯として、永世中立国ということにした。中国とロシアとは、米軍が完全に撤退するまで5年間の不戦条約を結ぶことで合意したから、その間に武装すればいい」
岸田首相「そんな殺生な!」
バイデン「心配するな。武器ならいくらでも売ってやる。最新兵器でも何でも売ってやる。でも、核兵器はダメだぞ。それは不戦条約の前提条件だからな。まあ、黙ってやるのは、お前の勝手だが、バレたときどうなるかは覚悟しておけよ。そのときは俺も味方できないからな」
岸田首相「・・・・・・・・・・」



【読む・観る・理解を深める】
➡ ウクライナ危機の歴史・背景・実情に関する解説動画です。ものすごく勉強になります。ロシアのディスインフォーメーションだと断じる人たちこそ、観るべき動画です。
➡ 用田和仁・元自衛隊陸将の発言は重いですね。これで、ロシアのディスインフォーメーションにやられているという人がいたらどうしようもない。
➡ 別に「ロシア軍は悪くない」というつもりは毛頭ないが、ウクライナ軍がドンバスの市民に対して攻撃していることは事実です。要するに、どちらも「悪」。善と悪の戦いではありません。
➡ ウクライナの現状は、少なくとも西側メディアが報道するとおりではないようですね。やっぱり。
➡ ウクライナを語るのであれば、最低限「オデッサの惨劇」を知っておく必要があります。この事件を知らなければ、今回のロシア侵攻を語る資格はないと思います。
➡ 少なくとも、バイデンという男が、上院議員として、副大統領として、そして現在の大統領として、どのようにウクライナを扱ってきたのかは知っておいた方がいい。
➡ 米国の政治情勢から、「プーチン悪者論」を分析する論者たちの話です。
➡ ウクライナの真の情勢を読むための知識を身につけよう。
➡ ウクライナ危機に関しては、複眼的な情報を確認しておきましょう。