これはヤバイ! 河野ワクチン大臣、今度こそ完全にゲキチンか!?

厚生労働省が、「第22回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会」(2021.5.31)において、「新型コロナワクチンの接種について〔ファイザー製ワクチン〕」という資料を提出していました。なんと、その資料には・・・

「ワクチンの接種に係る判断について~有効性・安全性とリスク・ベネフィット~」(p18)という説明資料が入っています。そして、「ワクチンの接種によって得られる利益(有効性)と副反応などのリスク(安全性)の比較衡量(リスク・ベネフィット)により接種の是非を判断する必要がある」という断りを入れた上で、「対象者の特性により有効性の大きさが異なる場合、同じワクチンであっても接種の判断が異なりうる」として・・・

・感染症による重症化・死亡のリスクが高い場合、副反応などのリスクがあっても、有効性がリスクを上回りうる。(例:高齢者の重症化リスクが高い場合

感染症による重症化・死亡のリスクが低い場合、副反応等のリスクが左と同じでも、有効性がリスクを下回りうる。(例:ある年齢層の重症化リスクが極めて低い場合

という比較表をイメージ図を掲示しながら述べています。誰がどう考えても、「ある年齢層の重症化リスクが極めて低い場合」って、10代~30代の若年層でしょ。つまり、厚生労働省は、若年層に対するワクチン接種を推奨していないのです・・・。

しかも、「ワクチンの接種に当たっては、ワクチンの特性に加え、接種対象となる者の年齢や医学的な背景等を踏まえた新型コロナウィルス感染によるリスクを勘案し、総合的に接種の判断をすることができるよう情報提供することが必要である」とか「ワクチンの有効性及び安全性について、国民のワクチンに対する認識を理解し、的確で丁寧なコミュニケーション等により、幅広く理解が得られるよう取組む」と書いてあるんですが、これって、じつは、河野ワクチン大臣をディスってるのかも・・・。

まあ、この厚労省作成資料の日付は5月31日で、河野大臣の「ワクチンデマについて」というブログは6月24日なので、そんなはずはないんですけどね(笑)。

➡ 河野大臣が「ワクチンデマ」についてブログで解説しています。異なる主張を展開する学術論文も熟読した上で、自分の頭で考えましょう。河野大臣の反論は「勝利宣言」になるのか?!も参考になります。

➡ ファイザーからおカネもらってたら、ワクチンの悪いことは言えないよね。ワクチン接種後の死者が2021年の半年だけで、1990~2020年の30年分の死者数を超えている理由を解説してほしい!も参考になります。

➡ コロナ問題やワクチン問題を、科学的・体系的に理解したい方は、「科学的事実①:はじめに」から「新型コロナウイルス感染症に関する科学的事実(第三版:2021.5.24)」をお読みください。