「多文化共生」という絵空事が、一部の悪辣な外国人の横暴を許し、川口市に象徴される日本社会に不安と緊張をもたらしている。このまま、キレイごとだけで包装した「多文化共生」という「机上の空論」を信奉し続ければ、日本社会との軋轢が深刻化し、対立や排斥に発展してしまうだろう。日本に必要なのは、日本のルール・慣行・文化に敬意を払う外国人のみに在留を認める「同化主義」。欧州諸国で大失敗した「多文化主義」ではない。

日本のルールを守ろうとせず、日本の慣習を無視し、日本の文化を敬わず、集住した地域で「日本語不要の独自社会」を構築しようとする外国人は、早晩、日本社会に大問題を惹き起こす。少なくとも、在留期限を守らずにオーバースティになった外国人や、「難民だ」という真っ赤な嘘をついて在留を続ける不届き者、仮放免されて不法就労を繰り返す無法者は、日本に不要である。

しかし、現在の入管は、在留期限を守らずにオーバースティになった外国人を収容せず、「難民だ」という真っ赤な嘘をついて在留を続ける不届き者に厳しい態度で臨まず、仮放免されて不法就労を繰り返す無法者を放置している。仕事をしない入管は不要だ。こんな入管なのなら、組織と人員と権限を警察に吸収させて、オーバースティの監視だけを徹底させたほうがいい。そうすれば、オーバースティなのに収容しないという「違法外国人に対する現在のマヌケな対応」はなくなるだろう。

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