【バイデン政権を理解するためのポイント④】
*平気で嘘がつけるジョー・バイデンは本当は怖い男だ

ジョー・バイデンは、ウクライナ戦争に関して的を得た分析を定期的に発信している米海兵隊出身のスコット・リッターと浅からぬ関わりがある。スコット・リッターは、当時、国連の軍事査察官として「イラクは大量殺戮兵器を持っていない」という「真実」ではあるが「米国政府にとって都合の悪い報告書」を作成した。当時上院議員であったイラク戦争推進派のジョー・バイデンは、スコット・リッターを議会に召喚して公衆の面前で「お前は何もわかっていないバカだ」と罵倒し、FBI に命じて「反逆罪」の名目で彼を5年間取り調べさせた(結果は完全なシロ)。

ジョー・バイデンは、私益を達成するためには手段を問わない男だから、「嘘をつくこと」など何とも思っていない。だから、アフガニスタンの情勢についても「完全にコントロールしている」と嘘をついて、米軍の撤兵を強行して大失態を晒した。ウクライナ戦争においても、公式発表は「嘘」だらけ。ウクライナ軍が勝てないことをわかっていながら、ロシアを弱体化させるための捨て駒として、最後の一兵卒まで戦わせる腹黒い奴だ。ボケているふりをして、トボケているのかもしれない。

バイデン政権と民主党は、米国における民主主義と法治と自由を破壊し続けている。政敵を倒すために、議会の権限を最大限に活用し、FBI を私的に活用して、トランプ政権で大統領補佐官を務めたピーター・ナバロを公衆の面前で逮捕することまでした。やりたい放題だ。いまのところ、挫折した格好になっているが、自由な言論を取り締まるために「Disinfomation Board」を設置しようとまでした。

ジョー・バイデンはボケたふりをしているが、本当に怖い男だ。











 



【読む・観る・理解を深める】
【バイデン政権を理解するためのポイント①】バイデンは長期に亘りウクライナ戦争を準備してきた
【バイデン政権を理解するためのポイント②】私的な目的を達成するためには汚い手段も平気で使う
【バイデン政権を理解するためのポイント③】バイデン政権は大手メディアと組んでやりたい放題だ
【バイデン政権を理解するためのポイント④】平気で嘘がつけるジョー・バイデンは本当は怖い男だ
【バイデン政権を理解するためのポイント⑤】バイデン政権は日本を「東のウクライナ」に仕立てる
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点①】プーチンはなぜ侵攻に踏み切ったのか?
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点②】米国の思惑とウクライナの実情を知る
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点③】ウクライナに駐在した元NATO将校の証言
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点④】軍事専門家の分析と偏向報道を比べる
【ウクライナ情勢を分析する際の留意点⑤】戦争は2014年からずっと続いている
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