嘘と統計:数字のトリック
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/nddb8a5dbb72a

荒川央 2021年6月14日

嘘、大嘘、そして統計(Wikipedia)
『嘘、大嘘、そして統計』(うそ、おおうそ、そしてとうけい、英: Lies, damned lies, and statistics)は、数字の説得力、特に弱い論証を支えるために統計が使用されることを言い表した表現である。また、相手の意見を証明するために用いられた統計を疑う時に口語的に用いられることもある。
アメリカ合衆国では、この語句は特にマーク・トウェインによって世の中に広まった。トウェインは、この語句を19世紀のイギリスの首相ベンジャミン・ディズレーリ(1804年 - 1881年)のものと紹介した: 『世の中には3種類の嘘がある: 嘘、大嘘、そして統計だ』(There are three kinds of lies: lies, damned lies, and statistics)。

年収200万円の方が100人暮らす村があるとしましょう。そこに年収1兆円のお金持ちが引っ越してきたとします。この村の平均年収はいくらになるでしょう。村人の年収の合計は、200万円 x 100 + 一兆円 = 一兆2億円。101人で割ると、平均年収は99億円。何とお金持ちの村でしょう!でも実際には元からの村人の年収は200万円のまま。お金持ちの村だと言われても村人達には実感はないでしょう。では中間値を取るとどうでしょう。村人の年収の中間値は200万円のまま。実感としてはこちらですよね。統計を使うと計算法により見せたい数字に加工する事もある程度できてしまうのです。

ファイザーのRNAワクチンの有効度の試験結果です。2回のワクチンを接種したグループ21720人のうち新型コロナ感染者は8人。新型コロナ非感染者の割合は (21720-8)/21720 = 0.9996 = 99.96%。プラセボを接種したグループ21720人のうち新型コロナ感染者は162人。新型コロナ非感染者の割合は (21720-162)/21720 = 0.9925 = 99.25%。

1) 考え方A
感染者が162人から8人に減った!感染者の減少率は、(162-8)/162=0.95=95%。つまり、ワクチン有効率95%!これはすごいワクチンだ!よし打とう!

2)考え方B
ワクチンを接種しなくてもコロナ非感染者は99.25%。ワクチンを接種しなくても感染しない確率は99%以上で、ワクチンを打ったところで感染しない確率が0.71%上がるだけか。そんな治験も済んでない未知のワクチンなんて、打つ必要ないんじゃなかろうか。

有効率95%は100人中95人に効くという意味ではありません。むしろ99%の人はワクチンを打っても打たなくても変わらなかったのです。同じ結果でも見せ方によって印象は大きく変わるのです。もともと感染者も人口比で見ると大した事はありません。ワクチンが必要かどうか、ワクチン有効率だけで判断されませんように。

コロナ感染者数、コロナ死者数にも数字のトリックがあります。このお話はまた別の機会に。

(荒川央先生への断り書き)先生のレジスタンスをささやかながら応援する者として、URLを明示した上で、先生の note の記事を転載させていただきます。多くの人々に先生の知見を正しく知っていただくため、またそのことこそが先生が意図するところと拝察し、誠に勝手ながら、URLを明示した上で、全文もしくはほぼ全文を掲示させていただきました。何卒お赦しください。

【読む・観る・理解を深める】
➡ ウイルスや免疫を25年以上研究してきた第一線の研究者の「コロナワクチン解説」です。一読して損はないと思います。
➡ 村上名誉教授は、mRNAワクチンの接種中止を提言! 動物実験で血管や心筋等へのダメージが検証されていて、接種後死亡例が多くあるのに、なぜ厚労省はストップしないのか!?
➡ 孤高の碩学として自説を主張し続ける井上正康先生。異端扱いが王道として認知される日は来るのでしょうか? 食わず嫌いをせずに一度真剣に視聴した上で真偽をご判断下さい。
➡ ワクチン研究で有名な米国ソーク研究所は、コロナワクチンの mRNA が産生するスパイクタンパクが血栓を育成し、健康に害を及ぼす可能性を指摘しました。
➡ メッセンジャーRNAの技術を開発したロバート・マローン博士がスパイクタンパクのリスクについて言及しています。ガセネタであることを祈ります。
➡ コロナ問題やワクチン問題を、科学的・体系的に理解したい方は、「科学的事実①:はじめに」から「新型コロナウイルス感染症に関する科学的事実(第三版:2021.5.24)」をお読みください。